「まごころ?マスター」/ 大山絵梨香

「まごころ?マスター」

8期一年時作品 「まごころ?マスター」を公開しました!

vimeo : https://vimeo.com/277610654
YouTube : https://youtu.be/XVJbsFoQMr0

監督:大山絵梨香
音楽:滝井ゆきの
サウンドデザイン:仲間章雄
プロデューサー:岡本美津子

シノプシス:
不思議なカフェのちいさなマスター、猿田彦幸作。お客さんに自分が淹れたコーヒーを飲んでもらいたくて、おもてなしにも凝り始めるが…

“Smells like Coffee Spirit”

vimeo : https://vimeo.com/277599778
YouTube : https://youtu.be/3SVjgyz0uuc

Director:Erica OHYAMA
Music : Yukino TAKII
Sound Design:Akio CHUMA
producer : Mitsuko OKAMOTO

Synopsis:
Kosaku Sarutahiko is a miniscule manager of a mysterious café. He tries many ways to treat his customer with the coffee he brewed but…

© 2016 Erica OHYAMA & Tokyo University of the Arts

ピエール・エベール講演とパフォーマンス

カナダのモントリオールから来日されているピエール・エベール氏の作品上映と自身による解説とライブパフォーマンスを馬車道校舎のホールにて開催した。
ピエール・エベール氏は、1960年代ノーマン・マクラレンからフィルムスクラッチ(シネカリ)の技法を学んで以来、カナダ国立映画制作庁などで短編を制作、またステージ上で映画を創り上げる「フィルム・スクラッチによるパフォーマンス」で知られる、現代のカナダの実験アニメーション界をリードする監督。
今回の映像ライブパフォーマンスは、フランスのルーブル美術館などで公演されたものを特別に映像研究科で再演する。16ミリ映写機2台を使い、ループに繋げた16ミリフィルムにライブでフィルムスクラッチを行っていく。フィルムスクラッは、黒く現像した16ミリを削ることで白い光の痕跡が描かれる。制御と制御の不能性は、混沌を生み出し、本学助教の松本祐一による映像の変化にプログラムでリアクトするトイピアノ、木琴、ピアニカ、打楽器のライブ演奏と共に約1時間の上演は、常に増殖と変化を繰り返し、映画の限界に立っているような体験だった。
山村浩二

12月20日(水)
12:30~15:30 作品上映と講義
馬車道校舎 大視聴覚室
通訳:イラン・グェン

16:15〜17:15 映像ライブパフォーマンス
馬車道校舎 ホール
音楽:松本祐一


ピエール・エベール(Pierre Hébert)
1944年カナダ・モントリオール市生まれ。
1962年にノーマン・マクラレンと知り合い、フィルムの乳剤に直接に絵を刻む技法を知る。その衝撃から版画も学び、実験映画の道に進む。
1965年、人類学でモントリオール大学卒後、1965~99年、国立映画制作庁(NFB)でアニメーション映画監督務め、1997~99年はプロデューサー、フランス語制作部の責任者も兼任。2000年より独立した形で活躍中。
1965~1971年には『オップ・ホップ-ホップ・オップ 』、『作品3』、『幻惑』、『遺伝学入門抄』など、知覚を巡るを作品群を発表。その後、社会的・政治的意識を反映した『戦争の記憶』などを経て、音楽家、振付師、小説家などとともに、他分野との共同創作活動に力を入れる。1996年には長編アニメーション『人間植物』を完成、公開。
1986年からフィルム・スクラッチ・パフォーマンスを開始し、2001年からは米国の音楽家ボブ・オスタータグとともに展開する「Living Cinema」と称した実験ではパソコン技術も導入。
2005年より「場所と記念建造物」シリーズ(lieuxetmonuments.net)を構想し始め、様々な場所を取り上げた実験映像を制作。
2009年より日常的に絵を描着続けており、その出版や展示も続けている。
モントリオール美術学校(1968年)、ラヴァル大学(1974~78年)、モントリオール大学(1975~78年)で教鞭を執る。同時期に数多くの制作ワークショップも開催。
1993~95年、シネマテーク・ケベクワーズ会長。
1960年代から映像やアニメーションを中心としたテーマで記事や論文も長年の執筆活動で、様々な媒体への寄稿や自らのブログで仏英領言語での発表をはじめ、「天使うと自動仕掛け」、「身体、言語、技術体系」といった論文集もフランス語で出版している。
1988年には第一回「ノーマン・マクラレン遺産の賞」、2004年にはケベック州政府の映画功労賞「アルベール・テシエ賞」を受賞。
2010年にバンクーバーのエミリー・カー造形芸術大学から名誉教授の称号を受け、2018年には同大学から名誉博士号を与えられる。
https://pierrehebert.com/en/

「貝殻のウラ」 / お・ゆんじぇ (Yunjae OH)

「貝殻のウラ」

8期一年時作品 「貝殻のウラ」を公開しました!

vimeo : https://vimeo.com/277599635
YouTube : https://youtu.be/PC-ZK_KdssU

監督:お・ゆんじぇ
音楽:青柳呂武
サウンドデザイン:黒石紗弥子
プロデューサー:岡本美津子

シノプシス:
時の中、人の中そして心の中を旅する人の日記。

“Sounds Over Seas”

vimeo : https://vimeo.com/277599635
YouTube : https://youtu.be/PC-ZK_KdssU

Director:Yunjae OH
Music : Romu AOYAGI
Sound Design:Sayako KUROISHI
producer : Mitsuko OKAMOTO

Synopsis:
The film is a journal of a woman who travels in time, in peoples and in mind.

© 2016 Yunjae OH & Tokyo University of the Arts

公開講座 「OPEN TRADITION 2018」 鉛筆1本の線から生まれたアニメーション-森康二の足跡- 開催

公開講座 OPEN TRADITION 2018
鉛筆1本の線から生まれたアニメーション森康二の足跡-

日本のアニメーション世界に貢献した東京藝術大学卒業生にスポットを当てた『OPEN TRADITION』。今回、最終回として森康二・もりやすじ(1925~1992)を取り上げた公開講座を12月9日に開催いたしました。

森康二は日本動画株式会社でアニメーターとして活動を始め東映動画株式会社設立時、第一作の実験的短編『こねこのらくがき』、日本初の劇場長編アニメーション映画『白蛇伝』を始め、名だたる作品群に加わり小田部羊一(第1回講師)、高畑勲、宮崎駿らにも多大なる影響与えました。  第1部に東映動画版第1作「長靴をはいた猫」(1969)35mmフィルム上映。第2部では東映動画時代その指導を受けた小田部羊一氏、ひこねのりお氏(第3回講師)を迎え、当時の森の作画に関わる話を聞き、ご長男である森淳氏、森の出版を多数手がけるアニドウなみきたかし氏、そして当時の様子を知る写真家南正時氏を迎え、既存の記録にとどまらず多方向からの視点でクリエーター・森康二の足跡をたどりました。                          来場者は138名を超え、会場は中継会場を含め満員となり、
大盛況のうちに幕を閉じました。

■登壇者

小田部 羊一

ひこね のりお

南 正時

森 淳

企画協力:なみき たかし

企画・進行:伊藤 有壱

2018年12月9日(日)

開場 13:00-

第1部:13:30-15:00 上映「長靴をはいた猫」(1969)

第2部:15:30-17:30 トークステージ「アニメーター森康二の足跡」

主催:東京藝術大学大学院映像研究科・横浜市文化観光局

協力:ANIDO・東映アニメーション

 

「ART of 8K」展が東京藝術大学にて開催されています!

「ART of 8K」展
東京藝術大学 大学美術館・陳列館

平成30年12月1日からNHKでは、これまでにない高画質な映像と迫力の音響で、“未知の映像体験”を届ける「BS4K・BS8K」の放送を開始します。この機会にあわせ、NHK Eテレ「テクネ 映像の教室」では、CMやミュージックビデオ、メディアアートなど映像制作の第一線で活躍している気鋭のクリエーターたちと、“全く新しいアプローチ”で超高精細映像・8Kという次世代の映像表現に挑戦しました。 8Kは「新しい映像表現」たり得るか?「臨場感」「ミクロ」「マクロ」など、超高精細映像の魅力の定説を超えるクリエーターたちの「こたえ」と、そこに至るまでの思考の軌跡を、同番組に映像研究科教授が監修として加わり、また出身者がクリエーターとして同番組に数多く参加している芸術の府・東京藝術大学で披露します。 会場では、大画面での「8Kテクネ」映像上映や、8K撮影の体験コーナー、制作に使われた絵コンテや小道具、4K撮影のメーキング映像などを展示し、来場者の皆様にスーパーハイビジョンの魅力とその可能性を、強烈に「体験」していただきます。

[関連イベント]
パネルディスカッション「8Kと表現」
日時: 12月16日(日)13:00〜 15:00
会場: 東京藝術大学上野キャンパス 美術学部中央棟1階第1講義室
聴講料: 無料
※イベント詳細、お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。