国立のアニメーションスタジオとして、数々の名作を制作してきたNFB(カナダ国立映画制作庁)。そのNFBでは今や国際共同制作の作品がほとんどとなっています。本学教授山村浩二最新作品「マイブリッジの糸」もまさにNFBとの国際共同制作によって作られました。NFBの国際共同制作に対する考え方やプロセス、今後のビジョンはどのようなものであり、どう変わろうとしているのでしょうか?フクシマ氏が手がけたいくつかの作品を事例に、短編アニメーションにおける国際共同制作の今後を考えていきたいと思います。
※2010年度実施予定でしたが、震災により開催が延期されました。
2011年4月に、放送開始から50年を迎えた「NHKみんなのうた」。
そのアニメーション制作者にはそうそうたる名前が連なっており、ある意味、短編アニメーション作家の才能を開拓してきたプログラムともいえます。インキュベーションとしての放送番組およびテレビメディアが果たすべき役割とは何でしょうか。また、50年という継続した蓄積を持つコンテンツを、今後、将来に向けてどう生かしていけるのか、その課題と可能性についても議論します。
2005年の番組開始以来、「ハチミツとクローバー」「東のエデン」「四畳半神話大系」など、
数々のヒット作を開発し続けているフジテレビの深夜のアニメ放送枠「ノイタミナ」。
インターネットを始めとするメディアの多様化とそれに伴う視聴態様の変化によって、テレビメディアの存在価値が問われる中、「ノイタミナ」はどのように変化・発展してきたのか。
「ノイタミナ」の立ち上げから現在までに関わるプロデューサーが、広告を基盤とするメディアビジネスのテレビ局において、コンテンツビジネスをいかに成立させ、ときに守って、ときに発展させてきたかを語ります。
立体映像マーケットの躍進なども重なり、今や3DCGが大きなシェアを占める劇場映画市場。アニメーション映画も例外ではありません。そのような中で、日本のお家芸ともいえるアニメーションはどのような位置にあり、今後どうなっていくのでしょうか?また開発競争の激しい3DCG市場において、日本の3DCGコンテンツ制作の将来およびそれに向けた人材、事業育成はどうあればよいのでしょうか?
※第5回と第6回は同日開催となります。
作り手から受け手まで日本のアニメーション文化はユニークで大きな発展を遂げてきました。この文化を、他分野へ応用すれば、アニメーションの持つ可能性と将来性はもっと広がるのではないでしょうか。2011年4月に設立されたSTEVE N' STEVENから、広告業界のクリエイティブディレクター、アニメーション界のプロデューサーたちを迎え、彼らの挑戦とアニメーションの持つポテンシャリティについて語ります。
(※講師および講演内容は変更する可能性があります。ご了承ください。)
企画やお話のあらすじともいえる「シノプシス」。シノプシスを見れば、クリエイティブのクオリティがわかるとまでいわれ、まさに企画のスタート地点であり、制作途中に何度も立ち戻る原点でもあります。第一線で数々の企画を担うプロデューサーたちが、実際のシノプシスに基づき、実務と経験に立脚した実践的講座を行います。
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