2018.3.20
2018.3.20
イシュ・パテル 比類なきアニメーション芸術の世界 1970年代から現在
本年、アニメーション専攻の国際合同講評会における講評者の一人として迎えることになったイシュ・パテル氏を講師に、公開講座として特別講義を開催し、氏の出身地インドなどの東洋哲学思想を反映した短編アニメーションの作品世界へのアプローチを試みました。
長年の多岐にわたる挑戦に見られる独特の発想とアニメーション表現への野心、具体的な制作条件など、作品作りを巡る話を多面的に、幅広く聞くことができ、興味深く充実した内容の講義となりました。
イシュ・パテル / Ishu Patel
アニメーション監督。カナダ国立映画制作庁（NFB）にて25年間にわたり数々の優れた短編アニメーション作品を制作・監督。NHKやイギリスのチャンネル4との共同制作も行っている。英国アカデミー賞（BAFTA）、アカデミー賞短編アニメーション賞２回ノミネート、ベルリン国際映画祭銀熊賞、アヌシー国際アニメーション映画祭グランプリ、モントリオール世界映画祭グランプリなど、世界中の映画祭等で受賞している。南カリフォルニア大学映画芸術学部及び南洋理工大学では後進の指導育成に尽力した。南洋理工大学では実験アニメーション制作用に立体（コマ撮り）アニメーション施設も設立。米国映画芸術科学アカデミー会員。
