第28回講座 7月8日(日)

上映作品(予定):「ヴァスコ」(2010)、「XI. パワー」(2013)、「ダフネー、またはいい女」(2014)、「詩歌・映画」連作シリーズ:「狩猟での事故」、「Osn [女の彼]」「Obet [オブェ]」、「右と左」(2014)、「大人のためのグリム童話 手をなくした少女」(2016)(抜粋)ほか
※「ダフネー、またはいい女」(2014)は性的な内容が含まれるためご留意ください。

セバスチャン・ローデンバック Sébastien Laudenbach(フランス)

アニメーション作家・イラストレーター。「日記」(1999年度クレルモン=フェラン映画祭で受賞)、「キッチンでイチャイチャ」(2004年度セザール賞入選)、「ヴァスコ」(2011年度カンヌ映画祭批評家週間、2012年度セザール賞入選)、「ダフネ―、またはいい女」(2014年度エミール・レイノー賞)など、現在8本の短編を監督。作品が多くの国際アニメーション映画祭で入選・受賞している。グラフィック・デザイナーとして、ポスター(「7月14日の娘」など)やエマニュエル・ムレ監督作品(「ルシ―にお任せ!」、「プリーズ・プリーズ・ミー」、「ビーナスとフロール」など)実写映画のクレジットも手掛ける。2014年より詩人のリュック・ベナゼと協力して、「詩歌・映画」のシリーズも手掛ける。(現在四本完成)「大人のためのグリム童話 手をなくした少女」が初の長編作品。カンヌ映画祭のAcidセレクション(実験映画部門)で上映され、アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門特別賞など、国際的に様々に受賞した。フランスでは2016年12月14日に公開され、2017年度セザール賞に長編アニメーション部門で入選。2001年より、国立装飾芸術高等学校(Ensad)で講師として務めている。


画像はすべてセバスチャン・ローデンバック監督作品
注)予告なく演題、上映作品、講師を変更する場合がございます。ご了承ください。