10 SKINトークイベント

<横浜会場>

日程:2019年2月10日(日)

冠木佐和子とシシヤマザキの内側

学生時代から自らのスタイルを確立し、現在も活躍中のアニメーション作家、冠木佐和子とシシヤマザキの2人をお招きし、2人の作品に感じ取れることをいくつかのキーワードとして提示します。他者が感じることと作者内部の考えの間の境界線「skin」を超えて、「自己への向かい方から他者への発信まで」についてのトークを展開します。

冠木佐和子

冠木佐和子

1990年、東京都生まれ。 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。 アダルトビデオ制作会社に就職、退職。 その後多摩美術大学大学院修了。世界4大アニメーション映画祭、SXSW、サンダンス、ロッテルダム、ゆうばりなど世界各国の映画祭でノミネート、受賞歴多数。MTV、J-SPORTS、Eテレ等のクライアントワークをこなす傍ら人間の営みの全てを愛情とユーモアと共にカラフルに表現し続ける、唯一無二のオリジネイター。

シシヤマザキ

シシヤマザキ

水彩画風の手描きロトスコープアニメーションを独自の表現方法として確立。
Chanel、PRADAや資生堂などのブランドのプロモーションイメージの制作を担当し、世界的に活躍している。
オリジナルアニメーション「YA‐NE‐SEN a Go Go」(2011)、「やますき、やまざき」(2013) は国内外問わず数多くのフェスティバルで上映され、反響を呼ぶ。
2018年には、Forbes 30 Under 30 Asia list - Class of 2018 に正式に選ばれる。
ライフワークとして一日一個の顔「MASK」を毎日作り続けるプロジェクトも行う。
2017年よりクリエイター集団「1980YEN」(イチキュッパ)のメンバーに。各地でライブパフォーマンスやアートプロジェクトを行っている。

<東京会場>

日程:2019年3月3日(日)

交錯するアニメーション

TVアニメーション作品含め、多岐にわたって活動をされている幾原邦彦監督をお招きし、過去の作品や次回作のお話を交えながらアニメーションのこれからについてのトークを行います。

幾原邦彦

幾原 邦彦

アニメーション監督、原作、脚本。小説、漫画原作、音楽プロデュース。代表作として『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』『ユリ熊嵐』など。
1985 京都芸術短期大学(現・京都造形芸術大学)卒業
1986 東映動画(現・東映アニメーション)へ第二期研修生として入社。演出、シリーズディレクター、監督、などでアニメーション制作に携わる。
1992 テレビ『美少女戦士セーラームーン』に演出として参加。以降、シリーズディレクター、劇場版の監督として参加。
1996 東映動画を退社。
1997 『少女革命ウテナ』原案・監督。(ビーパパス)
2011 『輪るピングドラム』原案・脚本・音響・監督。(イクニチャウダー)
2015 『ユリ熊嵐』原案・脚本・音響・監督。(イクニゴマモナカ)
2019 新作テレビシリーズ『さらざんまい』を放送予定。