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開催概要

我々の同時代にどのようなアニメーション作家が、どのような意識で作品を制作しているのでしょうか。短編アニメーションは常にアニメーション映像の可能性の最先端を走っています。 しかし、実際に製作者や観客の興味の増幅ほど、短編アニメーションを見て知る機会は増えてはいません。まずその基礎知識を共有して、コンテンポラリーアニメーションの見取り図を描くことがこの公開講座の目標です。 東京藝術大学大学院映像研究科では、世界的に「いま」を象徴する作家の作品の鑑賞を中心に、講義を公開で行います。

2009年に始まった公開講座「コンテンポラリーアニメーション入門」は今年ポール・ドリエセン監督、ライムント・クルメ監督、ウェンディ・ティルビー&アマンダ・フォービス監督をお招きし、特別講座を開催します。

イベント名

東京藝術大学大学院映像研究科 公開講座 馬車道エッジズ

コンテンポラリー・アニメーション入門

〜現代短編アニメーションの見取り図〜 2017

開催日時

【第25回講座】

演題:『線のメタファーとマルチ画面』
講師:ポール・ドリエセン
日時:2017年5月21日(日)  終了いたしました。
開場:午後3時30分〜
上映:午後4時〜午後5時 講演:午後5時〜午後6時30分
上映作品(予定):エア!』 (1972)、『あやとり』(1974)、『卵の殺害』(1977)、『ダビデ』(1977)、『陸に海に空に』(1980)、『オー・ワット・ア・ナイト』(1982)、『目玉焼き』(1985)、『四季、世界の終焉』(1995)、『3人のミス達』(1999)、『氷山を見た少年』(2000)、『キャット・ミーツ・ドッグ』(2014)、ほか
[イベント詳細]


【第26回講座】
演題:『だまし絵、主と従の反転』
講師:ライムント・クルメ
日時:2017年 10月22日(日)  終了いたしました。

開場:午後3時30分〜
上映と講演:午後4時〜午後6時30分 (途中休憩有り)

上映作品(予定):『クロスロード』、『ロープダンス』、『パッセージ』、『メッセージ』ほか
※終了時刻は予定。講座により短縮や延長することもあります。
[イベント詳細]


【第27回講座】
演題:『個と世界』
講師:ウェンディ・ティルビー、アマンダ・フォービス、山村浩二
日時:2017年11月12日(日)  終了いたしました。
開場:午後3時30分〜
上映と講演:午後4時〜午後6時30分 (途中休憩有り)
上映作品(予定):『ある一日の始まり』(1999)、『ワイルドライフ』(2011)ほか
※終了時刻は予定。講座により短縮や延長することもあります。
[イベント詳細]

会場

東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎
(みなとみらい線「馬車道駅」5・7番出口を出てすぐ)
〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町4-44

[アクセス]

入場料

入場無料 

事前申込不要(当日受付/先着順90名)

※当日15時より会場建物入口にて整理券を配布いたします。悪天候などにより来場者の安全性確保を優先し配布時間が前後する可能性もありますのでご留意ください。
満員の場合には立ち見スペースが無いため、会場の中に入れない場合がありますが、1階ロビーにて講座の映像中継を用意する予定です。


E-mail|ca_info [at] animation.geidai.ac.jp
([at]を@に書き換えてメールをお送りください)
担当:イラン、久保 東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻

クレジット

主催:東京藝術大学大学院映像研究科、横浜市文化観光局 
協力:カナダ国立映画制作庁、Dennis Hekker

1964年名古屋市生まれ。『頭山』がアヌシー、ザグレブ、広島をはじめ6つのグランプリを受賞、アカデミー賞にノミネートされる。また『カフカ 田舎医者』がオタワなど7つのグランプリを受賞。2011年にはNFBとの共同制作『マイブリッジの糸』を完成。川喜多賞受賞ほか80以上の国内外の賞を受賞。映画芸術科学アカデミー(米)会員、国際アニメーションフィルム協会理事、日本アニメーション協会副会長。