マイケル・フクシマは1984年から映画を作り続け、ホット・ドキュメントを受賞したアニメーション・ドキュメンタリー『ミノル:逃亡のメモリー』で、1990年にNFB(カナダ国立映画庁)に入った。1997年にNFBアニメーション部門のプロデューサーとなる。NFBの主力若手映画制作者育成プログラム『ホットハウス』の共同制作、そしてアニメーション以外にも新たな観客と新しい技術へのジャンルを開拓するために努力してきた。
プロデューサーとして代表作に、ジニー賞受賞『cNote』(監督:クリス・ヒントン)、リリアン・チャン賞受賞『Jaime Lo, small and shy』、エミー賞にノミネートされた携帯電話の2つのアンソロジー、アルスエレクトロニカ金賞受賞『HA'Aki』、DOKライプツィヒ金鳩賞とNHK日本賞受賞のアニメーション・ドキュメンタリー映画『自分の靴ひもをしめよう』(監督:シラ・アヴニ)などがある。また今年、日本との国際共同制作で、山村浩二監督『マイブリッジの糸』を完成させた。