我々の同時代にどのようなアニメーション作家が、どのような意識で作品を制作しているのでしょうか。短編アニメーションは常にアニメーション映像の可能性の最先端を走っています。 しかし、実際に製作者や観客の興味の増幅ほど、短編アニメーションを見て知る機会は増えてはいません。まずその基礎知識を共有して、コンテンポラリーアニメーションの見取り図を描くことがこの公開講座の目標です。
東京藝術大学大学院映像研究科では、世界的に「いま」を象徴する作家の作品鑑賞を中心に、講義を公開で行います。
※東京藝術大学映像研究科とは…2005年に、学部をもたない独立大学院として、映画専攻が発足。2006年メディア映像専攻設立、そして2008年にアニメーション専攻が設立されました。アニメーション専攻では、革新的なアニメーション表現や新たな教育・研究や事業スキームの創造をめざし、「つくる」ことを主体としたカリキュラムにより、次世代のリーダー育成に努めています。 |
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2009年7月に始まった公開講座「コンテンポラリーアニメーション入門」は、今年、東京藝術大学の招聘で、エストニアそして世界を代表するアニメーション監督プリート・パルン氏とその妻で共同監督のオルガ・パルン氏両名をお招きし、第4回に特別講座を開催します。その後第5回、第6回までの計3回「プリート・パルン特集」でお送りします。
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