作品情報

[東京会場] 第六期生修了作品一年次作品2015 A一年次作品2015 B

[横浜会場] 第六期生修了作品一年次作品2015

横浜会場

第六期生修了作品

「超ラジオ体操」koya

「超ラジオ体操」koya

監督:koya/音楽:松本祐一

歪なエネルギーが漲る男児達の群像劇。


「Tepid Bath」春成つむぎ

「Tepid Bath」春成つむぎ

監督:春成つむぎ/音楽:江崎文武/音響:中谷希美

お湯も体もバスタブも、境がどんどん曖昧になる。全部混ざってぬるま湯の中。


「Helleborus Niger」武田浩平

「Helleborus Niger」武田浩平

監督:武田浩平/音楽:櫻井美希/音響:富川いず美

かつての自分を娘に投影する父。記憶が鮮明になる時、ほころぶ二つの心の境界線。


「その家の名前」坂上直

「その家の名前」坂上直

監督:坂上直/音楽:小林有毅/音響:野田麻奈美

そこはかつて祖父母が、両親が、僕が住んでいた場所。遠い記憶と感情を忘れてしまっても、確かにそこに存在し、これからもあり続ける。


「Holy Shit!」澁谷岳志

「Holy Shit!」澁谷岳志

監督:澁谷岳志/音楽・音響:筒井啓介、岡田裕介

ゾウが一匹、山で絵を描き釣りをして暮らしている。ブタたちは街で股間を膨らませ、生きている。街中には塔がたっていく。ある日、ゾウの住んでいる山小屋にも塔がたち、ゾウは塔を登る。

 


「粃」山羊

「粃」山羊

監督:山羊/音楽:窪田薫/音響:黒石紗弥子

分離した心ばかり知らず知らずのうちに大きくなる。やがて自ら膨張させたそのモノに飲み込まれ消えそうになる。実ることの出来なかった粃(しいな)。


「ズドラーストヴィチェ!」幸洋子

「ズドラーストヴィチェ!」幸洋子

監督:幸洋子/音楽:窪田薫/音響:滝野ますみ、伊東俊平

ある夏の日、海辺でロシア語を教えるおじさんに連れられ一緒に街へ出かけた。 すると、見慣れたはずの街が普段と違う視点で見えてきた。 おじさんは明日もきっと海辺にいるのだろう。


「月夜&オパール」シシヤマザキ

「月夜&オパール」シシヤマザキ

監督:シシヤマザキ/音楽:森山公稀/効果:吉澤幸男

目を閉じ眠りの中、私の意識は時空を超え、私は存在する全ての生命体になる。私は宇宙、宇宙は私になる。あなたは私の宇宙になる。眠りに落ちるその時まで。目覚の時に心魂体の存在を祈る唄。


「白いうなばら」米谷聡美

「白いうなばら」米谷聡美

監督:米谷聡美/音楽:櫻井美希/音響:佐藤咲月

娘の書いた手紙を内緒で雪の海原へと流してしまう母親。疑問を抱いた娘は、母親のあとをつけ、船にもぐりこむ。未だ届かぬ想いが、雪解けを待つ。


「きつね憑き」佐藤美代

「きつね憑き」佐藤美代

監督:佐藤美代/音楽:森脇涼/音響:鈴木勝貴

ある村のお祭りの夜。幼い少年、文六(ぶんろく)は友達と遊びに出かけ、道の途中に寄った下駄屋で、狐にまつわる古い迷信を知ってしまう。


「I'm here」中内友紀恵

「I'm here」中内友紀恵

監督:中内友紀恵/音楽:上水樽力/ミキシング:蓮尾美沙希、辻かよ子

どこへ向かって良いのか分からないけれど、どこかへ進まなくてはならない。何かを目指さなくてはならない。たえず形を変えながら漂う心は、目的を見つけることで成就へと駆け出していく。


「かたすみの鱗」石谷恵

「かたすみの鱗」石谷恵

監督:石谷恵/音楽:林そよか/音響:滝野ますみ

頭の片隅で鱗が光り、記憶の発掘を始める。迷子になった博物館で出会った館長は、どんな人だったろう。

横浜会場

一年次作品2015


「Crossing Sight」邵雪晴(ショウ・セツセイ)

「Crossing Sight」邵雪晴(ショウ・セツセイ)

監督:邵雪晴/音楽:對馬樹/効果:染野拓

手術台で眠りに就く合間で見た、様々な生と死の模様。手術は無事に終わったのか?患者は今生きているのか?

※3D作品(横浜会場 メインシアターのみ、横浜会場 サブシアターと東京会場では2D版を上映)


「The Yellow Ball」刘新新(リュウ・シンシン)

「The Yellow Ball」刘新新(リュウ・シンシン)

監督:刘新新/音楽:小鷲翔太/音響:高橋紗知

謎の黄色いボールが時空を超えて現代の都市に落ちてきて、様々な人々を巻き込んでドラマが繰り広げられる。


「すこやかな歪み」片山拓人

「すこやかな歪み」片山拓人

監督:片山拓人/音楽:阿部壮志/音響:長島千尋、中谷希美

無意識のうちに虫喰まれていくおだやかな怖さ。誰もが、すこやかに、ゆるやかに、歪んでいく。


「通り雨」髙谷智子

「通り雨」髙谷智子

監督:髙谷智子/音楽:伊東珠里/効果:野田麻奈美

ある日の工事中の商店街に通り雨が降って止む、その一時の光景。


「Will Hatching Day Come?」キアートチョクチャイクン・チャヤーニット

「Will Hatching Day Come?」キアートチョクチャイクン・チャヤーニット

監督:キアートチョクチャイクン・チャヤーニット/音楽:林そよか/効果:野田麻奈美

卵を温めれば、必ずひながかえると信じている女の子の話。

 


「チュン子のなんで?」野田ゆり子

「チュン子のなんで?」野田ゆり子

監督:野田ゆり子/音楽監督:近藤礼隆/音響:蓮尾美沙希

どうしても頭が動いちゃう雀の子、チュン子の疑問。


「えんえん」山中澪

「えんえん」山中澪

監督:山中澪/音楽:増田義基/音響:野田麻奈美

「いつか終わるの、嫌だね。このまま延々、生き延びたいよ…」何度も呟く少女。同じ時間を繰返しているのか、それとも進んでいるのか。どちらにも見える、聞こえる、言葉遊びのアニメーション。


「黒い猫」清家美佳

「黒い猫」清家美佳

監督:清家美佳/音楽:駒井一輝/音響:松浦知也

抗おうとする猫をなでつづけているひとりの女性のみで構成。


「mind scape」梁佳緒里

「mind scape」梁佳緒里

監督:梁佳緒里/音楽:渡辺千加/効果:高橋紗知

日常で遭遇する何気ない情景から頭の中に生まれたものたち。思い描かれては積み重なってゆく空想世界の集合体。


「I Wanna Be Your Friend」 小川育

「I Wanna Be Your Friend」 小川育

監督:小川育/音楽:青柳呂武/サウンドデザイン:蓮尾美沙希

友だちになりたいのなら、協調性が何よりも大切。


「Templex」駒﨑友海

「Templex」駒﨑友海

監督:駒﨑友海/音楽:駒﨑友海/効果:高橋紗知

天然パーマの女が迎える梅雨の朝。走馬灯の如く駆け巡る、自己嫌悪の像。


「バグバーグ」大寳ひとみ

「バグバーグ」大寳ひとみ

監督:大寳ひとみ/音楽:澤井光夏/効果:蓮尾美沙希

薄暗い台所で切断される肉塊。断面から這い出てくる虫たち。料理という当たり前の行為がきもち悪さへと変容していく。


「シミアソビ」 鈴木沙織

「シミアソビ」 鈴木沙織

監督:鈴木沙織/音楽:櫻井美希/サウンドデザイン:松浦知也、富川いず美

偶然性の中にイメージをみつける遊び。そして、私が動かしたもの以上にもっと潜んでる。


「はるのかぜ」 木下絵李

「はるのかぜ」 木下絵李

監督:木下絵李/音楽:林そよか/音響:北薗綾乃

あの日家に帰ると、お母さんは猫になっていた。見慣れない両親の姿に、少しとまどう子の心。親子の時間は穏やかに、はるかぜと共に流れていく。