修了制作展 概要開催趣旨大学院映像研究科アニメーション専攻とは

修了制作展 概要

 
展覧会名 GEIDAI ANIMATION 02 SOURCE
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第二期生修了制作展
会期 2011年5月5日(木)—8(日) ※イベントは終了しました

★5日は14:30より内覧会(ご招待のみの入場となります)

会場 東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎
主催 東京藝術大学大学院映像研究科
共催 横浜市
入場 無料

開催趣旨

この度の東日本大震災でお亡くなりになられた方々に心よりお悔やみ申し上げるとともに、被災者の方々、今なお被害や影響を被られている方々へお見舞い申し上げます。

 

東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第二期生の修了制作展は、当初3月より、開催を延長しておりましたが、この度、諸関係者のご協力の下、開催の運びとなりました。

 

数ある表現の中から、「アニメーション」を選択した彼らは、その歴史や概念と向き合い、彼ら自身の作家性を模索していきました。濃密な2年間の修士課程。アニメーションとは何かを考え、実践しつつ導き出した作品がここに出来上がりました。そして、この修了制作展を門出とする作品たちは、作者以外の人々と対話を始めることとなります。

 

今回の修了制作展では作品上映だけでなく、"SOURCE"(=源)というテーマの下、それぞれの作品の制作過程を垣間見るための原画や人形・絵コンテ等展示や作家個別のインタビュー映像、アニメーションそのものについて考える批評のイベントなどを予定しております。アイデアの発想はどこからくるのか、どのような素材で作品が作られているのか、そもそも「良い」アニメーションとは何か。純粋に作品を楽しんでいただくと同時に、上映や展示、イベントを通じて作家やアニメーションそのものの"SOURCE"を探るきっかけになれたら幸いです。

 

国立大学初のアニメーションに特化した専攻の若者たちが日々思案した「アニメーションとは何か」という問いはどのようなものだったのか。それぞれがアニメーションという表現と対話して生まれた、あるひとつの答えのかたちに触れていただき、アニメーションの魅力を感じていただければと思います。

 


大学院映像研究科アニメーション専攻とは

アニメーション専攻 万国橋校舎

平成17年4月に先ず映像研究科修士課程映画専攻が設置され、平成18年4月メディア映像専攻、平成19年4月博士後期課程映像メディア学専攻を順次設置し、平成20年4月にアニメーション専攻が設置され、大学院映像研究科全体の教育研究組織が完成しました。アニメーション専攻では、革新的なアニメーション表現や新たな教育・研究や事業スキームの創造を目指し、「つくる」ことを主体としたカリキュラムにより、次世代のリーダーの育成に努めています。