11.08[Sat]
2025/11/5追記 登壇ゲストが変更となりました。
緊急の事情により、ゲストのエマニュエル=アラン・レナール氏およびピエール・バウサロン氏の来日が中止となりました。これに伴い、本イベントの上映後トークの内容を一部変更し、下記の通り実施いたします。
開催概要
我々の同時代にどのようなアニメーション作家が、どのような意識で作品を制作しているのでしょうか。短編アニメーションは常にアニメーション映像の可能性の最先端を走っています。 しかし、実際に製作者や観客の興味の増幅ほど、短編アニメーションを見て知る機会は増えてはいません。まずその基礎知識を共有して、コンテンポラリーアニメーションの見取り図を描くことがこの公開講座の目標です。
東京藝術大学大学院映像研究科では、世界的に「いま」を象徴する作家の作品の鑑賞を中心に、講義を公開で行います。
MIYUプロダクションズと長年にわたり交流を重ねてこられた株式会社ニューディアーの土居伸彰氏を新たにゲストにお迎えし、 「ミユ・プロダクションズとの国際共同制作および近年のアニメーション映画祭の動向」をテーマに、山村浩二氏との対談を行います。
第40回講座
ミユ・プロダクションズ:拡張する海外共同制作と映画祭事情
開催日時
日 時: 11月08日(土) 16:30〜19:20
開場時間: 16:00〜
上映:16:30〜17:30
講演:17:40〜19:20
※終了時刻は予定になります。講座により短縮や延長することもあります。
参加費: 無料
事前申込不要(当日受付/先着順90名)
当日15:30より受付にて整理券を配布いたします。
※悪天候などにより来場者の安全性確保を優先し開場時間が前後する可能性もありますのでご留意ください。
満員の場合には立ち見スペースが無いため、会場の中に入れない場合があります。
映像中継は行いませんのであらかじめご了承ください。
主催:東京藝術大学大学院映像研究科、横浜市にぎわいスポーツ文化局
本講座は東京藝術大学大学院映像研究科と横浜市にぎわいスポーツ文化局が連携して実施する地域貢献事業です。
字幕提供:新千歳空港国際アニメーション映画祭、ひろしまアニメーションシーズン
上映作品
講師: 土居伸彰
Nobuaki Doi
株式会社ニューディアー
株式会社ニューディアー代表取締役。ひろしまアニメーションシーズンプロデューサー。新潟国際アニメーション映画祭ジェネラル・アドバイザー。開志専門職大学客員教授。プロデューサーとしては主にフランスとの国際共同製作によって日本のアニメ作家に新作制作の機会を提供する。著書に『個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論』(フィルムアート社)、『21世紀のアニメーションがわかる本』(フィルムアート社)、『私たちにはわかってる。アニメーションが世界で最も重要だって』(青土社)、『新海誠 国民的アニメ作家の誕生』(集英社新書)など。
企画・講師:山村浩二
Koji Yamamura
東京藝術大学大学院映像研究科
アニメーション専攻教授
山村浩二 Yamamura Koji(東京藝術大学大学院アニメーション専攻教授) 「頭山」(02年) が第75回アカデミー賞にノミネート、アヌシー、ザグレプ他6つのグランプリを受賞、「今世紀100年の100作品」の1本に選出される。「カフカ 田舎医者」(07年) がオタ ワ他7つのグランプリを受賞、監督作品155以上の受賞。アヌシーとオタワの短編・長編ダブルグランプリ、世界4大アニメーション映画祭すべてでグランプリを受賞した唯一の監督。2021 年、過去25年間の優れた世界の短編監督25人のトップ2に選出。川喜多賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞、紫綬褒章受章。映画芸術科学アカデミー会員。
アクセス
会場: 東京藝術大学大学院映像研究科 馬車道校舎 大視聴覚室
(みなとみらい線「馬車道駅」5・7番出口を出てすぐ)
〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町4-44