制作秘話BEHIND THE SCENES
MiRRor
優秀な人間として選ばれた者は、対話型AI「ミラリウム」の育成メンバーに抜擢される。だが、その対話は社会に監視され、「危険思想」と判断されれば、即座に隔離される運命が待つ。
Those chosen as exemplary individuals are assigned to the team developing the conversational AI “Mirrorium.” Their dialogues, however, are closely monitored by society, and any expression deemed to contain dangerous ideas results in immediate isolation.
2001年生まれ。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。同大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。高校時代から映像制作に取り組み、2023年よりアニメーション分野でのAI活用を探求している。
Born in 2001. Graduated from the Department of Intermedia Art at Tokyo University of the Arts. Received a master's degree in Animation from the Graduate School of Film and New Media at the same university. Engaged in video production from high school and, since 2023, exploring applications of AI in the field of animation.
制作秘話
この作品を作りたいと思ったきっかけ
2025年に入ってSNSを中心に、ChatGPTをはじめとするAIに対して愚痴をこぼす、傷ついた心を癒す、自分の考えを整理するといった、対話パートナーとしての使われ方が急速に広まっている。 人は「ジャッジされずに受け止められること」、「繰り返し聴いてもらえること」への欲求を、AIとの対話で満たし始めている。これはもはや“ツール”の使用を超え、関係性の体験に近いと思った。私はこの変化を「一時的な流行」ではなく、人とAIの関係が変わりつつある兆しだと感じた。
苦労したこと
最初はAIが会話の中から質問を引き出すようにしていたが、的外れな質問ばかりする上に尋問感が拭えなかったので、最終的に私の方で質問リスト作り、会話の中から自然に私の用意したトピックに繋げられるようにしたこと。
今までと違ったところと挑戦
今までアニメーション作品をメインとして作っていたので、企画からゲームバランスまでしっかり考え、ゲーム作品として仕上げて作ったのはこれが初めて。
次の目標は?
毎年AIの進化が凄まじく、作品作っている間にワークフローが変わりいくので、どういう新しい制作スタイルができるのかどんどん検証していきたい。
最後に一言
AIが進化し続けても、作品制作の主体は自分であることを忘れず、AIを使う意義を常に自分に問い続けたい。

