およそ120年前、「動くイメージ」の具現化の為に数々の試行錯誤を経て「映画技術」が発明されました。それは芸術というよりまだ見ぬ最新の表現として、事実を映す報道的要素から科学、絵画、トリック、など様々な分野へと進化していったのです。「創造的衝動」はいつの世でも常識を破壊して新しい表現を産み出して来ました。その衝動をかなえる「技術」をも産み出しながら...
本講座では、「コンピューターグラフィックス」と「アニメ」、それぞれ独立して進化を遂げてきた映像表現が融合してきた最近の「アニメ」スタイルの最先端を往く映像集団「ポリゴン・ピクチュアズ」のクリエイティブに焦点を当て、最新技術と創作感性の関係を考察します。映画「亜人」を鑑賞した後、塩田周三代表とCGディレクター片塰満則氏を講師に迎え、約25年にわたるヒストリーと最新技術を余すところなくお話しいただきます。
日時|2017年2月26日(日)
13:00 | 整理券配布 |
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13:30 | 開場 |
14:00 |
第一部 上映 劇場3部作・第1部「亜人-衝動-」(105分) |
休憩 | |
16:00 | 第二部 講演 (18:20終了予定) |
『ポリゴン・ピクチュアズ創造の歴史』 『「亜人」CGによる最新アニメ表現』 |
入場|無料 ※先着80名(当日13:00から整理券配布)
会場|東京藝術大学横浜校地馬車道校舎(みなとみらい線「馬車道駅」5、7番出口すぐ)
主催|東京藝術大学大学院映像研究科・横浜市文化観光局
協力|株式会社ポリゴン・ピクチュアス
特別協力|亜人管理委員会
上智大学法学部卒業、1991年新日本製鐡株式會社入社。1997年株式会社ドリーム・ピクチュアズ・スタジオ立ち上げに参画後、1999年ポリゴン・ピクチュアズ入社。2003年より現職。TVシリーズ制作や海外市場をターゲットにしたコンテンツ企画開発を実現する一方、国内外映像祭の審査員を歴任。米国育ち、趣味はバンド活動。
株式会社リンクス在職中に手がけた『マクロスプラス』『OnyourMark』をきっかけにスタジオジブリに移籍。多数の劇場作品でCG監督を務めた。2010年より、ポリゴン・ピクチュアズに在籍し、『シドニアの騎士』『山賊の娘ローニャ』等の造形監督、アニメ『亜人』ではキャラクター造形、ルックデブなどを手掛ける。
東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎
〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町4-44
みなとみらい線「馬車道駅」5、7番出口すぐ
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻では2008年開設以来、横浜市からの受託事業の一環として公開講座を開催しています。本講座では、「映画」「最新映像技術」「アニメーション」ジャンルで突出した先駆的事例を取り上げ、創作者と接することで未来を想像する在校生との接点を再認識する、アニメーションをふくめた映像芸術の総合体系とその革新を見いだす試みを提案します。
大学院映像研究科は、2005年に学部を持たない独立研究科として横浜に開設されました。同年映画専攻設置。2006年メディア映像専攻設置。そして2008年にアニメーション専攻が設置されました。アニメーション専攻では革新的なアニメーション表現や新たな教育・研究や事業スキームの創造を目指し、「つくる」ことを主体としたカリキュラムにより、次世代のリーダー育成に努めています。
TEL : (開催前)045-227-6041
TEL : (開催当日)050-5525-2669
FAX : 045-227-6042
E-mail : contact★animation.geidai.ac.jp ※★→@に変換