開催概要

我々の同時代にどのようなアニメーション作家が、どのような意識で作品を制作しているのでしょうか。短編アニメーションは常にアニメーション映像の可能性の最先端を走っています。 しかし、実際に製作者や観客の興味の増幅ほど、短編アニメーションを見て知る機会は増えてはいません。まずその基礎知識を共有して、コンテンポラリーアニメーションの見取り図を描くことがこの公開講座の目標です。 東京藝術大学大学院映像研究科では、世界的に「いま」を象徴する作家の作品の鑑賞を中心に、講義を公開で行います。

2009年7月に始まった公開講座「コンテンポラリーアニメーション入門」は、 現代アニメーションシーンのここ10年間の動向を振り返り、これまでの講座で紹介できなかった優れた短編を集めて、山村浩二の解説で上映します。

イベント名

東京藝術大学大学院映像研究科 公開講座

コンテンポラリー・アニメーション入門

〜現代短編アニメーションの見取り図〜 オンライン

開催日時

【第34回講座】

演題:『現代アニメーション10年の動向』

講師:山村浩二

日時:

2021年 3月12日(金) 終了いたしました。

2021年 3月13日(土) 終了いたしました。

上映と講演:午後6時〜午後8時

上映作品

「ブラアイ通り11」2013年、9分40秒、ニンケ・ドゥーツ監督

「会話」2015年、6分、アナ・ホルヴァット監督

「卵」2018年、12分、マルティーナ・スカルペッリ監督

「熊の時刻」2019年、14分、アニエス・パトロン監督

「衝動」2019年、6分40秒、ペドロ・カサヴェッキア監督

「ゲニウス・ロキ」2020年、16分、アドリアン・メリゴー監督

▶ イベント詳細

参加費
※参加無料/事前申し込み制

以下の申し込みフォームから事前予約をお願いします。

当日視聴できるURLとパスワードを発行致します。

申し込み締め切り:2021年3月11日(木)午後6時まで

▶ お申し込みはこちら

もしくは

QRコード

※上映作品の都合上、日本国内限定での配信となります。
  日本国外からアクセスできませんのでご了承ください。

※終了時刻は予定になります。講座により短縮や延長することもあります。

クレジット

主催:東京藝術大学大学院映像研究科、横浜市文化観光局 

1964年名古屋市生まれ。『頭山』がアヌシー、ザグレブ、広島をはじめ6つのグランプリを受賞、アカデミー賞にノミネートされる。また『カフカ 田舎医者』がオタワなど7つのグランプリを受賞。2011年には日本人初のNFBとの共同制作『マイブリッジの糸』を完成。2021年、22人の有識者により、過去25年間の優れた短編監督25人のトップ2に選ばれた。 川喜多賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞ほか、アニメーション作品の国際的な受賞は100を越える。米国アカデミー賞(映画芸術科学アカデミー)会員、国際アニメーションフィルム協会理事、日本アニメーション協会副会長。