main

開催概要

我々の同時代にどのようなアニメーション作家が、どのような意識で作品を制作しているのでしょうか。短編アニメーションは常にアニメーション映像の可能性の最先端を走っています。 しかし、実際に製作者や観客の興味の増幅ほど、短編アニメーションを見て知る機会は増えてはいません。まずその基礎知識を共有して、コンテンポラリーアニメーションの見取り図を描くことがこの公開講座の目標です。東京藝術大学大学院映像研究科では、世界的に「いま」を象徴する作家の作品の鑑賞を中心に、講義を公開で行います。

2009年7月に始まった公開講座「コンテンポラリーアニメーション入門」は、その10年間にわたる功績に対し、2019年度日本アニメーション学会賞・特別賞を受賞しました。 11年目を迎える今年は、シュペラ・チャーデジュ監督、ニキ・リンドロス・フォン・バール監督、ミシェル・クルノワイエ監督をお招きし、 特別講座を開催します。

イベント名

東京藝術大学大学院映像研究科 公開講座 馬車道エッジズ

コンテンポラリー・アニメーション入門

〜現代短編アニメーションの見取り図〜 2019

開催日時

【第31回講座】

演題:『グロテスクな陶酔』
講師:シュペラ・チャーデジュ
日時:2019年 9月1日(日) 終了いたしました。

開場:午後4時30分〜
上映と講演:午後5時〜午後8時(途中休憩有り)

上映作品(予定):「ラブシック」(2007)、「最後の1分」(2010)、「ボレス」(2013)、
「ナイトホーク」(2016)、「解明:オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」(2017)
[イベント詳細]


【第32回講座】
演題:『孤独な動物たち』
講師:ニキ・リンドロス・フォン・バール
日時:2019年 9月29日(日)  終了いたしました。

開場:午後4時30分〜
上映と講演:午後5時〜午後8時 (途中休憩有り)

上映作品(予定):「トールとトール」(2010)、「屋内プール」(2014)、「私の重荷」(2017)ほか

[イベント詳細]


【第33回講座】
演題:『無意識とメタモルフォーゼ』
講師:ミシェル・クルノワイエ
日時:2019年 10月20日(日) 終了いたしました。

開場:午後4時30分〜
上映と講演:午後5時〜午後8時 (途中休憩有り)

上映作品(予定):「スパゲッティ」(1976)、「トッカータ」(1976)、「羽の物語」(1992)、
「アーティスト」(1994)、「帽子」(1999)、「アコーディオン」(2004)、「戦争のガウン」(2008)、
「乾き」(2014)ほか

[イベント詳細]

会場

東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎
(みなとみらい線「馬車道駅」5・7番出口を出てすぐ)
〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町4-44

[アクセス]

入場料

入場無料 

事前申込不要(当日受付/先着順90名)

※当日午後4時より受付にて整理券を配布いたします。悪天候などにより来場者の安全性確保を優先し開場時間が前後する可能性もありますのでご留意ください。
満員の場合には立ち見スペースが無いため、会場の中に入れない場合があります。映像中継は行いませんのであらかじめご了承ください。
※終了時刻は予定になります。講座により短縮や延長することもあります。


E-mail|ca_info [at] animation.geidai.ac.jp
([at]を@に書き換えてメールをお送りください)
担当:面高、二宮、矢野 東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻

クレジット

主催:東京藝術大学大学院映像研究科、横浜市文化観光局 

1964 年名古屋市生まれ。「頭山」がアヌシー、ザグレブ、広島をはじめ 6 つのグランプリを受賞、 アカデミー賞にノミネートされる。また「カフカ 田舎医者」がオタワなど7つのグランプリを受賞。2011 年には日本人初の NFB との共同制作「マイブリッジの糸」を完成。川喜多賞、芸術選 奨文部科学大臣賞、紫綬褒章受賞ほか。アニメーション作品の国際的な受賞は 90 を越える。映画芸術科学アカデミー会員、国際アニメーションフィルム協会理事、日本アニメーション協会副会長。