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開催概要

我々の同時代にどのようなアニメーション作家が、ど のような意識で作品を制作しているのでしょうか。短編アニメーションは常にアニメーション映像の可能性の最先端を走っています。 しかし、実際に製作者や観客の興味の増幅ほど、短編アニメーションを見て知る機会は増えてはいません。まずその基礎知識を共有して、コンテンポラリーアニメーションの見取り図を描くことがこの公開講座の目標です。東京藝術大学大学院映像研究科では、世界的に「いま」を象徴する作家の作品の鑑賞を中心に、講義を公開で行います。

2009年7月に始まった公開講座「コンテンポラリーアニメーション入門」は、今年フランスから、セバスチャン・ローデンバック監督、グザヴィエ・カワ=トポール氏、ボリス・ラベ監督をお招きし、特別講座を開催します。

イベント名

東京藝術大学大学院映像研究科 公開講座 馬車道エッジズ

コンテンポラリー・アニメーション入門

〜現代短編アニメーションの見取り図〜 2018

開催日時

【第28回講座】

演題:『アニメーションの潜在的可能性』
講師:セバスチャン・ローデンバック
日時:2018年7月8日(日)  終了いたしました。
開場:午後3時30分〜
上映と講演:午後4時〜午後6時30分(途中休憩有り)
上映作品(予定):上映作品(予定):「ヴァスコ」(2010)、「XI. パワー」(2013)、「ダフネー、またはいい女」(2014)、「詩歌・映画」連作シリーズ:「狩猟での 事故」、「Osn [女の彼]」「Obet [オブェ]」、「右と左」(2014)、「大人のためのグリム童話 手をなくした少女」(2016)(抜粋)ほか
※「ダフネー、またはいい女」(2014)は性的な内容が含まれるためご留意ください。
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【第29回講座】
演題:『アーティストレジデンスの現在』
講師:グザヴィエ・カワ=トポール
日時:2018年 7月15日(日) 終了いたしました。

開場:午後3時30分〜
上映と講演:午後4時〜午後6時30分 (途中休憩有り)

上映作品(予定):「ルミナリス」(フアン・パブロ・ザラメッラ、2011)、「チューリエン、烏の物語」(スリーズ・ロペズ、アニエス・パトロン、2015)、 「ニーナ」(マリア・クルケル、エマニュエル・エリア―、2015)、「座る男/マン・オン・ザ・チェア」(チョン・ダヒ、2014)、 「インポッシブル フィギュアズ アンド アザー ストーリーズ II」(マルタ・パイェク、2016)、「クモの巣」(ナタリア・チェルヌショーヴァ、2016)ほか

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【第30回講座】
演題:『実験アニメーションの最前線』
講師:ボリス・ラベ
日時:2018年10月28日(日) 終了いたしました。
開場:午後3時30分〜
上映と講演:午後4時〜午後6時30分 (途中休憩有り)
上映作品(予定):上映作品(予定):「彼(ら)はぐるぐる回る」(2010)、「キリエル [しりとり]」(2011)、「リゾーム [根]」(2015)、 「どの道も」(2016)、「造山運動」(2016)、「転落」(2018)ほか

[イベント詳細]

会場

東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎
(みなとみらい線「馬車道駅」5・7番出口を出てすぐ)
〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町4-44

[アクセス]

入場料

入場無料 

事前申込不要(当日受付/先着順90名)

※当日15時半より入口を開場し受付にて整理券を配布いたします。悪天候などにより来場者の安全性確保を優先し開場時間が前後する可能性もありますのでご留意ください。
満員の場合には立ち見スペースが無いため、会場の中に入れない場合がありますが1階ロビーにて講座の映像中継を用意する予定です。
※終了時刻は予定になります。講座により短縮や延長することもあります。


E-mail|ca_info [at] animation.geidai.ac.jp
([at]を@に書き換えてメールをお送りください)
担当:イラン、久保 東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻

クレジット

主催:東京藝術大学大学院映像研究科、横浜市文化観光局 

1964年名古屋市生まれ。『頭山』がアヌシー、ザグレブ、広島をはじめ6つのグランプリを受賞、アカデミー賞にノミネートされる。また『カフカ 田舎医者』がオタワなど7つのグランプリを受賞。2011年には日本人初のNFBとの共同制作『マイブリッジの糸』を完成。川喜多賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞ほかアニメーション作品の国際的な受賞は90を越える。米国アカデミー賞(映画芸術科学アカデミー)会員、国際アニメーションフィルム協会理事、日本アニメーション協会副会長。