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開催概要

我々の同時代にどのようなアニメーション作家が、どのような意識で作品を制作しているのでしょうか。短編アニメーションは常にアニメーション映像の可能性の最先端を走っています。 しかし、実際に製作者や観客の興味の増幅ほど、短編アニメーションを見て知る機会は増えてはいません。まずその基礎知識を共有して、コンテンポラリーアニメーションの見取り図を描くことがこの公開講座の目標です。 東京藝術大学大学院映像研究科では、世界的に「いま」を象徴する作家の作品の鑑賞を中心に、講義を公開で行います。

2009年7月に始まった公開講座「コンテンポラリーアニメーション入門」は、今年テオドル・ウシェフ監督、ユーリー・ノルシュテイン監督、マチュー・ラベェユ監督をお招きし、特別講座を開催します。

イベント名

東京藝術大学大学院映像研究科 公開講座 馬車道エッジズ

コンテンポラリー・アニメーション入門

〜現代短編アニメーションの見取り図〜 2016

開催日時

【第22回講座】受付終了

演題:『ステレオスコープにおけるナラティブと抽象』
講師:テオドル・ウシェフ
日時:2016年10月23日(日)  ※申込受付:10月8日(土)より
開場:午後5時30分〜
上映:午後6時〜午後7時 講演:午後7時〜午後8時30分
上映作品:『タワー・バウアー』 (2006、3D)、『ドラックス・フラックス』(2008、3D)、『リップセットの日記』 (2010) 、『12月のナイチンゲール』 (2011) 、『グロリア・ヴィクトリア』(2013、3D) 、『盲目のヴァイシャ』(2015、3D)
※全てテオドル・ウシェフ監督作品、3Dステレオスコープでの上映あり
[イベント詳細]


【第23回講座】受付終了
演題:『モノとコト』
講師:ユーリー・ノルシュテイン
日時:2016年 10月29日(土) ※申込受付:10月15日(土)より

開場:午後5時30分〜
上映:午後6時〜午後7時 講演:午後7時〜午後8時30分

上映作品(予定):『アオサギとツル』(1974)、『霧の中のハリネズミ』(1975)、『話の話』(1979) 
※全てユーリー・ノルシュテイン監督作品、デジタルリマスターによるニュープリントでの上映
[イベント詳細]


【第24回講座】
満席になりましたがキャンセル待ちでの予約を受け付けております。
演題:『アニメーション・ドキュメンタリー1』
講師:マチュー・ラベェユ、山村浩二
日時:2016年11月19日(土)  ※申込受付:11月5日(土)より
開場:午後5時30分〜
上映:午後6時〜午後7時 講演:午後7時〜午後8時30分
上映作品(予定):『オルジェスティキュラニースムス』(マチュー・ラベェユ監督、2008)、『迷宮』(マチュー・ラベェユ監督、2013)、『感覚の散策』(ジョナサン・ホジソン監督、1997) 、『じぃじ』(ジョエル・ケファリ監督、2014) 、『母のコート』(マリー=マルゴ・ツァキリ=スキャナトヴィッツ監督、2010)、『カーニバル』(マルコム・サザランド監督、2010)、『二十万の亡霊』(ジャン=ガブリエル・ぺリオ監督、2007) 、『ジは自閉症のジ』(ティム・ウェッブ監督、1992)ほか
[イベント詳細]

会場

東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎
(みなとみらい線「馬車道駅」7番出口を出てすぐ)
〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町4-44

[アクセス]

入場料

入場無料 

事前申込制(先着順90名)

講座参加には事前申込が必要です。申込受付開始日は各講座ごとに決まっておりますのでご確認頂きお申し込みください。受付前の申込は無効となります。

下記メールアドレスに①参加者氏名、②メールアドレス、③受講を希望する講座名、を明記の上お申し込みください。先着順で受付、登録後に確認メールを送信いたします。

※申し込み開始時間は各申込日の日付の切り替わった時間(0時)からになります。

※申し込みは受講する本人がお申し込み下さるようお願いいたします。(メールアドレスをお持ちでない未成年者などについては保護者等代理の方が一緒に申し込む事は可能です)

※その他、不明点等ありましたら問い合わせください。

下記メールアドレスに①参加者氏名、②メールアドレス、③受講を希望する講座名を明記の上お申込み下さい。先着順で受付し登録後確認メールを送信いたします。
E-mail|ca_info [at] animation.geidai.ac.jp
([at]を@に書き換えてメールをお送りください)
担当:横山、久保 東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻

クレジット

主催:東京藝術大学大学院映像研究科、横浜市文化観光局 
協力:カナダ国立映画制作庁、モブコ、IMAGICA TV、Camera-etc

1964年名古屋市生まれ。『頭山』がアヌシー、ザグレブ、広島をはじめ6つのグランプリを受賞、アカデミー賞にノミネートされる。また『カフカ 田舎医者』がオタワなど7つのグランプリを受賞。2011年にはNFBとの共同制作『マイブリッジの糸』を完成。川喜多賞受賞ほか80以上の国内外の賞を受賞。映画芸術科学アカデミー(米)会員、国際アニメーションフィルム協会理事、日本アニメーション協会副会長。