第15回講座 11月2日(土)

終了いたしました。


※ストリーミングでは「グレートラビット」、「キックハート」等の一部の作品は放映をカットさせて頂く予定です。

インディペンデント・アニメーションの定義から、最近の日本での作品の傾向、助成金の話、発表の方法等、昨今のインディペンデント・アニメーション事情を山村浩二、しりあがり寿、和田淳、湯浅政明の3名のゲストによる上映とトークディスカッション。

和田淳 Atsushi Wada
1980年兵庫県生。大阪教育大学、イメージフォーラム付属映像研究所、東京藝術大学大学院で映像を学ぶ。2002年頃から独学でアニメーションを制作しはじめ、「間」と「気持ちいい動き」を大きなテーマに制作を続けている。『わからないブタ』('10)がファントーシュ国際アニメーション映画祭でBest film、文化庁メディア芸術祭で優秀賞等国内外の映画祭で受賞。『春のしくみ』('10)がベネチア映画祭オリゾンティ部門で上映され、『グレートラビット』('12)がベルリン国際映画祭短編部門で銀熊賞を受賞する。テレビシリーズ『レイナレイナ』('09)で共同監督として参加、映画『私は猫ストーカー』('09)、『ゲゲゲの女房』('10)でアニメーションパートを担当する。現在、大阪教育大学、大手前大学非常勤講師、日本アニメーション協会会員。

しりあがり寿 Kotobuki Shiriagari
1958年静岡市生まれ。1981年多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業後キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、広告宣伝等を担当。1985年単行本『エレキな春』で漫画家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。1994年独立後は、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表、マンガ家として独自な活動を続ける一方、近年ではエッセイ、映像、ゲーム、アートなど多方面に創作の幅を広げている。2001年『弥次喜多 in DEEP』(エンターブレイン)にて第5回手塚治虫文化賞「マンガ優秀賞」を受賞。2012年『あの日からのマンガ』(エンターブレイン)にて第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。

湯浅政明 Masaaki Yuasa
日本のアニメーション監督、脚本家、デザイナー、アニメーター。福岡県出身。血液型はA型。監督作『マインド・ゲーム』は毎日映画コンクール大藤信郎賞、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞、モントリオール・ファンタジア国際映画祭アニメーション部門優秀賞ほか6部門受賞。『四畳半神話大系』でもテレビ作品初の文化庁メディア芸術祭大賞を受賞した。

 

 

注)予告なく演題、上映作品、講師を変更する場合がございます。ご了承ください。

  ストリーミングでは「グレートラビット」、「キックハート」等の一部の作品は放映をカットさせて頂く予定です。