12.08[Sun]
開催概要
我々の同時代にどのようなアニメーション作家が、どのような意識で作品を制作しているのでしょうか。短編アニメーションは常にアニメーション映像の可能性の最先端を走っています。 しかし、実際に製作者や観客の興味の増幅ほど、短編アニメーションを見て知る機会は増えてはいません。まずその基礎知識を共有して、コンテンポラリーアニメーションの見取り図を描くことがこの公開講座の目標です。
東京藝術大学大学院映像研究科では、世界的に「いま」を象徴する作家の作品の鑑賞を中心に、講義を公開で行います。
これまでアジア圏では、中国と韓国のアニメーションを取り上げてきましたが、今回は台湾のインディペンデント監督で漫画家のフィッシュ・ワン監督をお迎えし、台湾アニメーションに注目します。
第39回講座
台湾夢想奇想天外
こちらのイベントは終了しました
開催日時
日 時: 12月8日(日) 16:30〜19:25
開場時間: 16:00〜
上映:16:30〜17:30
講演:17:45〜19:25 (VR作品「赤いおっぽ」 (2022年)の紹介を含む)
※終了時刻は予定になります。講座により短縮や延長することもあります。
参加費: 無料
事前申込不要(当日受付/先着順90名)
当日15:30より受付にて整理券を配布いたします。
※新型コロナウィルスの状況によって収容人数を変更する場合がございます。
悪天候などにより来場者の安全性確保を優先し開場時間が前後する可能性もありますのでご留意ください。
満員の場合には立ち見スペースが無いため、会場の中に入れない場合があります。
映像中継は行いませんのであらかじめご了承ください。
主催:東京藝術大学大学院映像研究科、横浜市にぎわいスポーツ文化局
字幕協力:ひろしまアニメーションシーズン、新千歳空港国際アニメーション映画祭
上映作品
講師: フィッシュ・ワン
Fish Wang / 王登鈺
1971年台湾・台北市生まれ。1987年からアニメーションの仕事に携わり、趣味として絵本、短編小説、3D彫刻を制作している。 主な作品にコミック 『金魚LOVE夢路』、『ジャックと豆の木』、『秘密のささやき』、『夜的事變』、『QQ-1』など。小説: ミス・エレファント・イン・ザ・ムービーズ(電影裡的象小姐) 絵本:幽暗小徑之風景、旅行者貓的手提行李、微小國的微弱信號。ミュージック・ビデオ:『言葉を作る男』(造字的人)、『ブライト・クラブ』(明朗俱樂部) アニメーション:『金魚』、『秘密のささやき』、『暗い道の亡霊』、『1/2の世界』、『一分為二的世界』。VRアニメ:『赤いおっぽ』
企画・講師:山村浩二
Koji Yamamura
東京藝術大学大学院映像研究科
アニメーション専攻教授
「頭山」(02年) が第75回アカデミー賞にノミネート、アヌシー、ザグレプ他6つのグランプリを受賞、「今世紀100年の100作品」の1本に選出される。「カフカ 田舎医者」(07年) がオタワ他7つのグランプリを受賞、監督作品150の受賞。アヌシーとオタワの短編・長編ダブルグランプリ、世界4大アニメーション映画祭すべてでグランプリを受賞した唯一の監督。2021年、過去25年間の優れた世界の短編監督25人のトップ2に選出。川喜多賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞、紫綬褒章受章。映画芸術科学アカデミー会員。
アクセス
会場: 東京藝術大学大学院映像研究科 馬車道校舎 大視聴覚室
(みなとみらい線「馬車道駅」5・7番出口を出てすぐ)
〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町4-44